2008年9月2日火曜日

新日语中级教程 第20課 環境を考える

第20課 環境を考える

学習目標
1.環境を例に取り上げ、今社会で問題になっていることについて考える
2.問題を解決するために、自分に何ができるかを考える
3.根本的な解決方法は何かを考える

学習する前に
1.毎日の生活の中で私達はどんなごみを出していますか。
2.会社や工場からはどんなごみが出ていると思いますか。
3.あなたの町ではごみを捨てる時、種類別に分けていますか。
4.ごみはどのように分けることができると思いますか。
5.捨てられたごみはどのように利用できると思いますか。

学習項目
会話1 ごみを分ける
1)~というわけだ:ごみを出す日が違うというわけです。
2)~ころ:私の子供のころ
3)~のに。:私の子供のころはそんなことなかったのに。

会話2 リサイクルする

読もう 「宝の山」
4)複合動詞②V(ーます)出す/-込む:作り出す、巻き込む
5)~か~かはNによる:宝の山を単なるごみにしてしまうか、資源として活用できるかは、私達の毎日の努力によるのです。

会話
会話1 ごみを分ける
寮の食堂で/田村直子、馬
田村:馬さん、悪いけど、そこの空き缶取ってくれる?
馬 :いいですよ。今日はごみを出す日なんですか。
田村:ええ。燃えないごみを出す日なのよ。
   空き缶とか瓶のふたとかの金属ね。
馬 :そうですか。ごみはどういうふうに分けるんですか。
田村:そうね、所によって違うようだけど、この町ではまず燃えるごみと燃えないごみとに分けるの。それから燃えないごみも金属類とかガラス類とかに分けて、それぞれ決められた日に出すのよ。
馬 :ごみの種類によって出す日が違うというわけですね。
田村:ええ、そうなの。
馬 :あ、そういえば駅前の団地の中を通っていたら、たんすとか自転車とかいろいろ出ていました。
田村:ああ、粗大ごみを出す日だったのね。
馬 :まだ使えるのにもったいないですね。
田村:本当にそうね。私の子供のころは、そんなことなかったのに。あ、馬さん、ついでにこの空き缶、玄関の所まで持って行ってくれない?
馬 :ええ、いいですよ。

会話2 寮の近くで/李、田村直子
李 :田村さん、どこへ行くんですか。そんなに缶ビール持って。
田村:スーパーよ。
李 :えっ!
田村:これ、空っぽなの。スーパーにアルミ缶収集機っていうのがあってね、それにアルミ缶を入れると、お金が出てくるの。2個が1円の割合でね。
李 :へえ、面白そうですね。僕もちょっと見てみようかな。
   (スーパーのリサイクルバックスの前で)
田村:ほら、ここよ。アルミの空き缶はこちら。
李 :なるほど。あ、牛乳パックも再利用されて、トイレットパーパーに生まれ変わるんですね。
田村:ええ、そう。それからこのペットボトルからは化学繊維が出来るの。そしていろいろな衣類を作るのに使われるのよ。
李 :それはすばらしいですね。このままだと、ごみですからね。
田村:これからはできるだけリサイクルしないと、ごみだらけになっちゃうからね。
李 :そうですね。

読もう 「宝の山」
 私達は石油や木材などの地球の資源を使い、さまざまな製品を作り出しています。それらの製品の多くは消費され、使い捨 てられています。私達はこれを「ごみ」と呼びますが、このごみは実は「宝の山」でもあるのです。下の図を見て分かるように、家庭や工場から出されたごみが 最後には立派に資源として活用できるのです。
 ごみを十分に再利用するためには、技術の進歩が欠かせませんが、それとともに大切なのは、家庭でも工場でもみんなが正しく決められたとおりにごみを分けて出すということです。
 宝の山を単なるごみにしてしまうか、資源として活用できるかは、私達の毎日の努力によるのです。


0 件のコメント: